指導方針・稽古内容

養神館合気道星雲塾では、自分の身は自分で守るための「護身」に重きを置きながら、会員のみなさまの年齢や体力、動機などを踏まえ、指導にあたります。

構え・基本動作

養神館でのすべての動作は、「構え」から始まります。この「構え」を修得することにより、強い立ち方や姿勢、また相手に立ち向かう気持ちをつくります。養神館の稽古は、2人1組での技の稽古が中心となりますが、その前に「基本動作」6種類を修得します。「基本動作」とは、技の中で必要となる手や足の動きなどの体の使い方を単独で行う稽古法を指します。

基本技

2人1組になり、動きを1つひとつ止めながら技を行う稽古法を「基本技」と呼びます。片手を持たれた場合や胸ぐらを掴まれた場合、さらに押された場合や引かれた場合など、さまざまな攻撃パターンに合わせ、関節技や投げ技を修得します。技をかける側、かけられる側に分かれ、交互に技を行います。

応用

「基本技」を修得しますと、それを変化、応用させた稽古も始まります。連続した攻撃や武器に対する対処、また1対多人数を想定した稽古も行います。

受身

「護身」のために技の修得は必要不可欠ですが、それと並び「受身」の稽古にも重点を置いています。交互に技をかけ合う養神館の稽古法では、相手に技をかけられても怪我をしないように、また相手が正しく技を修得するために、技をかけられる側の稽古も重要です。もちろん転倒した際などに身を守ることにも役立ちます。

少年少女部

未就学児から小学生の稽古においては、次の3点に重きを置いています。
[礼儀作法]
道場に入るときや、稽古の始まりと終わりの挨拶、また指導者や稽古仲間への挨拶など、大きな声で元気よく挨拶や返事をすることを大切にしています。護身の第1歩は大きな声を出すことです。
[体力づくり]
合気道の上達のためには、丈夫な体や強い足腰が必要です。走ったり、跳んだりの楽しい活動を通して、体力づくりや足腰の強化に努めています。
[技の修得]
一般部と同様に、「構え」や「基本動作」から始まり、さまざまな技を修得していきます。ただ子どものうちは体が発達途上のため、ケガには細心の注意をはらい、強く技をかけることはしません。お子さんの年齢や習熟度に合わせて指導していきます。

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